スポーツ教育
🦻デフスポーツの魅力!児玉健さんインタビュー
【概要】
デフスポーツを通して聴覚障害への理解が深まればうれしいです。
オリエンテーリング日本代表(スプリント、ロング)の児玉健さん(40歳)へのスペシャルインタビューです。目黒区在住で、先天性感音性難聴という聴覚障害があります。35歳頃にハーフマラソンをきっかけにトレイルランニングや登山に目覚め、昨年からオリエンテーリングの道へ。飲料メーカーでデータエンジニアとしてフルタイムで働きながら競技に取り組んでいます。目黒の緑豊かな公園で散歩を楽しむことがお気に入りです。
※トレイルランニングとは、未舗装路などの自然の道を走るスポーツです。
【オリエンテーリングとの出会い】
もともとトレイルランニングの経験があり、興味を持って日本デフオリエンテーリング協会主催の競技説明会に参加したところ、想像以上に面白く、次第にのめり込んでいきました。オリエンテーリングは紙の地図とコンパスを頼りに、道筋を自分の頭で考えて進んでいくスポーツです。初めは道具の扱いが分からず苦労しましたが、練習を重ねるうちに、地図を見てパッと地形がイメージできるようになりました。コントロールフラッグ(チェックポイント)を見つけた瞬間は、まるで宝探しのような達成感があり、その魅力が競技を続ける原動力になっています。
【デフリンピックへの想い】
今回のデフリンピックは私にとって初めての国際大会なので、自分の実力がどこまで通用するのか分かりません。目標は「いかにミスを減らすか」。現在地を見失わないことと、正確さとスピードのバランスを保つことを意識しながら本番に臨みます。その成果を、より良い順位という形で残すことが目標です。
【区民の皆さんへのメッセージ】
デフリンピックはオリンピックやパラリンピックに比べ知名度は高くありませんが、日本開催ということで注目されています。聴覚障害のある選手が競技で工夫して戦っていることを知ってもらい、デフスポーツに興味を持ち、聴覚障害への理解を深めてもらえるとうれしいです。デフリンピックを通じて、「耳がきこえない人・きこえにくい人」と「耳がきこえる人」の距離が縮まれば良いなと思います。