子育て
🐴💖 碑文谷公園こども動物広場:子どもたちの輝く瞬間
碑文谷公園こども動物広場
子どもたち碑文谷公園こども動物広場 場長 立岩朗さん(39歳)。子どもたちがポニーや小動物とふれあえる「碑文谷公園こども動物広場」の場長。広場を運営する公益財団法人ハーモニィセンターに入職後、約20年間活動に従事。子どもたちからは「たっち」の愛称で親しまれています。
学芸大学駅からほど近い住宅街を歩いていると、動物の鳴き声が聞こえてきます。「子どもたちにとって、動物とのふれあいはかけがえのない『経験』になると考えています」。そう語るのは、碑文谷公園のこども動物広場で場長を務める立岩さん。動物を怖いと思う子どももいますが、一人一人の感じ方や気持ちを尊重し、声の掛け方や接し方を意識しているそうです。
そんな立岩さんが動物と深く関わりを持ったのは高校生の頃。「馬術部に入部し、活動していく中で、障害物を飛ぶのが得意ではない1頭の馬に心引かれていきました。どうしたら障害物を怖がらずに飛ぶことができるかを考え、日々寄り添い、大会で良い成績を出せた時はとてもうれしかったです。その経験から、馬を通して『誰にでも輝ける瞬間がある』ということを伝えていけたらと思いハーモニィセンターへ入職しました」
広場での好きな場面の1つが、馬たちを放牧している時だと答える立岩さん。「広場には7頭の馬がいますが、性格も個性もバラバラです。単独行動が好きな子もいれば、ずっと一緒の仲良しペアもいる。同じようで同じでないという感じが伝わってくる。人間も、同じようであってそれぞれ違う。だからこそ、輝ける瞬間もそれぞれ違う。輝ける瞬間を引き出せる職員でありたいと思っています」。
立岩さんの活動は「子どもの居場所づくり」にもつながっています。「私たちスタッフとの会話を楽しみに来てくれる子も多いんですよ。いつか大人になった時に『あのお兄さんいたよね』と思い出してくれたら、という想いで、日々の関わりも大切にしています。誰かの人生の1ページになれることが活動のやりがいです」
活動を通して20年以上子どもたちに寄り添ってきた立岩さん。「これからも『変わらない』ことを大切にしたい」と語ります。「ハーモニィセンターがこども動物広場を委託されてから45年になります。広場に通っていた子が大人になり、今度は自分の子を連れて来てみたら『ちょっと違う』となるのは寂しいじゃないですか。この優しい空気感をこれからも守りたいと考えています。ただ、時代の流れに合わせて変わっていくことも必要なはず。変わらない部分と、時の変化に適応する部分、両方を大事にしながら活動を続けられたらと思います。これからも温かく見守ってもらえたらうれしいです。」
広場にはウサギやモルモットとのふれあいコーナーもあります。子どもたちと動物でにぎわう広場に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。詳細は碑文谷公園こども動物広場のウェブサイト等でご確認ください。